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【参加報告】廃校活用!熱中小学校オープンキャンパスに参加してきました

広報ブログ, 2015年05月24日

編集部
投稿者: 編集部

南陽市の情報を収集し、まとめ、記事化しているボランティアスタッフが投稿しています。

山形県高畠町時沢地区時沢小学校は、2010年高畠町立屋代小学校へ統合され廃校になった小学校です。
その時沢小学校の再活用、廃校活用としてのプロジェクト「熱中小学校」のプレイベント、オープンキャンパスに参加してきました。

熱中小学校とは?

高畠町のプロジェクト「熱中小学校」とは、少子化人口減少に伴う教育施設の統廃合により廃校になった小学校を企業のサテライトオフィスやコワーキングスペースなどに転用。さらに、「おとなになっても学びたい」という方へ向け、学び体験し、繋がり合える授業を提供する場です。

端的に言えば、だれでも有意義な学びを深め、議論し体験する環境を用意し、地域を活性化させるコミュニティのハブになる学校。それが熱中小学校です。

そして今回は、この場所「熱中小学校」を広くいろいろな人に知ってもらうオープンキャンパスの日。マルチコプターや3Dプリンターの展示・体験、基調講演や模擬授業が行われ、企画関連者・講師陣・周辺地域の関係者など多くの方々が参加し大盛況でした。

 

展示物など

鍛鉄工芸家 加成氏 作品
鍛鉄工芸家 加成氏の作品

 

熱中小学校 マルチコプタードローンの展示
DJI製マルチコプターの展示 当日はこの機体がマルチコプタースペシャリスト櫻田修一氏により飛行しました。

 

廃校前の時沢小学校の備品
廃校になった時沢小学校の備品も展示されており、当時の教諭による複合学級故の教室二枚黒板の話も伺えました。

 

3Dプリンター体験
理科室では、山大とやまがたメイカーズネットワークの方々のご協力で3Dプリンターが展示され、実際体験できる場になっていました。

外部リンク:やまがたメイカーズネットワーク

 

当日模擬授業の様子

社会 宮原博通
社会の授業は、宮原博通氏が担当。 内容は、都市や農村の活性化に向けた事業計画の立案から実施に至るまでの事業のトータルデザインをプロデュースしてきた宮原氏らしい授業「まちづくり」に関して講義頂きました。

 

体育 小野裕史
体育の授業は、小野裕史氏が担当。 ベンチャー企業への投資育成を行うインフィニティベンチャーズLLPの小野氏が体育?とも思いましたが、彼には「マラソン中毒者」という異名が…北極・南極・砂漠・日本横断など世界中のレースを完走したという立派な体育教師としての実績がありました。 模擬授業でも、マラソンを主軸に体験・行動することの重要性をお話頂きました。

 

道徳 荒澤芳治
道徳の授業は、米沢市田沢寺副住職荒澤氏。
置賜地方に集中して存在する独特な石造物文化遺産「草木塔」を題材にした道徳の授業でした。授業では、実際の草木塔をお持ちいただき、現在も続く草木塔建立の起源・歴史をお話いただきました。

 

特別授業 櫻田修一
特別授業は、マルチコプターのスペシャリストである櫻田修一氏の実演。
純国産の最新マルチコプターは当日のオープンキャンパスに間に合わず残念でしたが、代替機としてDJI製のドローンを使用して実演授業。数分間の飛行とマルチコプターの危険性と国内レギュレーションなどを講義頂きました。
最近良くも悪くも話題で注目のマルチコプター、その後の質疑応答がひっきりなしだったことは言うまでもないでしょう。丁寧にお答えいただきありがとうございました。

 

マルチコプター実際の飛行

髙木直人氏Youtubeより
髙木直人氏ブログ「熱中小学校ドローンのデモフライトの見学に行ってきました!」:http://natukusa.com/play/4186/

 

基調講演

内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 地方創生総括官 山崎史郎
前後しますが、開会の挨拶では、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 山崎史郎地方創生総括官に「地方創生は(若い)人の創生」を演目にご講義頂きました。
東日本大震災時には首相秘書官だったこともあり、日本の危機に立ち会った実体験からのご講義は鳥肌を超えるほど心を揺さぶられる時間でした。「日本を次の世代に繋げる」を意識して、我々も行動を心がけていきます。

 

まとめ

「開校するからには二度と廃校にしたくない」というオフィス・コロボックル代表であり、NDソフトウエア佐藤氏と並び運営に携わる熱中小学校用務員 堀田一芙氏。「人のつながりを広く深く、子どもの学校以上の役割を担い、首都圏と連携し合い地方の若い創生を図りたい。」と熱く説きます。

また、NDソフトウエア佐藤氏は、「雪国でも出来るという(企画運営の)モデルケースを作りたい。」と熱意を語ります。

そのお二方が交友深い起業家と協働し、若い校長・副校長を支えるという熱中小学校の組織体系はコンセプトと相まって、髙畠・置賜地域の人はもちろん、東京など関東圏・東北の方々の活用の場になっていくのではないでしょうか。

今後の動向も要チェックですね。

 

熱中小学校詳細

山形県東置賜郡高畠町のプロジェクト「熱中小学校」
熱中小学校PR動画
所在地:山形県東置賜郡高畠町時沢1256-1 旧高畠町立時沢小学校
Tel / Fax:0238-33-9392
URL:http://www.necchu-shogakkou.com/

熱中小学校校長 重松大輔
校長:重松大輔
スペースマーケット CEO
1976年生まれ 千葉県出身
副校長 玉川憲
副校長:玉川憲
(株)ソラコム 代表取締役社長
1976年生まれ 大阪府出身

用務員 石黒浩司
用務員:石黒浩司
NPO法人(申請中)始まりの学校 事務局長

募集要項

熱中小学校は、6年制の小学校とするが、半年(6ヶ月)を単位とし、6クール(3年)で卒業とします。

  • 募集学年:平成27年3月入学の新1学年生徒 (10月~翌3月)
  • 願書受付期間:平成27年5月23日~9。月末日まで
  • 出願手続き:WEB、ファックス等による申し込み
  • 入学試験:なし
  • 入学手続き: 平成27年5月1日~9月末日
  • 授業料(1年間:2クール):50歳未満:10000円 50歳以上:20000円

授業方針
平成27年度学期 平成27年10月3日(土)~平成28年3月19日(土)
2月は冬休み
授業日時は、隔週土曜日午後

  • 1時限目 : 14:00~15:30 (90分)
  • 2時限目 : 16:00~17:30 (90分)

初年度は、半年の期間に全10講義
国語・社会・算数・理科・生活・音楽・図工・家庭・体育・道徳
特別授業 : 特別客員教諭を迎えての特別授業及び、0時限目、3時限目の授業を適時行います。

遠隔地の生徒さんが授業視聴が可能なネットによる中継について現在計画検討中です。授業料のお振込先は、現在設立申請中の廃校再生プロジェクトNPO始まりの学校が設立される9月ごろにご案内させていただきます。
入学申し込み窓口:熱中小学校入学案内